ドイツでの MacBook 修理事例

AppleCare がグローバルに有効であることからドイツにくる前に Mac にスイッチしたものだが,このたびキーボードのキーのうち5つが反応しなくなったので,実際にドイツで修理をしてみたので報告する。
ドイツではいまのところ直営 Apple Store はないらしいが,そのかわり販売代理店が強い。私は Frings und Kuschnerus という Premium Reseller に修理を頼んでみた。場所は以下のとおり。

7月9日

矢印キーの上キーと右キーが動作しないことを発見。F12, ^, @, eject キーも反応がないことがわかる。キーボードビューアでの確認と,PMU リセットの試行ののち,これは修理しないと治らないと判断。ただし外部キーボードで仕事をしているので,それほど急がない。メールで折衝する。英語が通用する。最短で24時間,たいてい2,3日で修理ができることが多いとのこと。

7月16日

持ち込みで修理を依頼。修理が済み次第メールで連絡するとのこと。この代理店は Web で修理状況を確認できる。当日のうちに部品取り寄せ中になる。しかし,3日待っても,1週間待っても状況が変わらない。

7月24日

直接店に行って尋ねたところ,部品の入荷見込みがわからないとのこと。キーボード周りだから,何らかの部品が遠方から来ているものと推量。

7月25日

部品が届いたとの連絡があり,短時間で修理は終了。MacBook を引き取って修理完了。修理内容は top-case の交換であった。MacBook なのでキーボードに加えてタッチパッドや電源ボタンも交換されたことになる。トップケースには DATE: 06/11/17/10/15 との記述があるシールがはってあった。動作は良好らしい。Ausgangsschein (納品書ということだろう) によれば,

Ersatzteile: Housing, Top Case with Keyboard,
(交換部品: カバー。キーボードのあるトップケース。黒。日本語漢字。)

ということだ。
交換部品の内容を英語で書いてくれているのは親切だ。まあ,現場の修理マニュアルは英語で供給されているのだろうけど。料金はもちろん 0,00ユーロ。

結論

確かに AppleCare は海外でも使える。少なくともドイツでは使える。キーボードも日本語のキーボードで修理してくれる。