Produktübersicht Basis-DLM を読む 3: ベルリン州

このページを読むシリーズの第3回は,第二行の 'BE' ことベルリン特別市(Wikipedia)です。はやり革新系が与党となることが多い地域で,現在の与党は SPD と Linke.PDS です。1991年から2001年まではCDUから市長が出ています。4つの国に占領され2つの国に所属していたベルリン特別市ですが,地形図データはどのように作っているのでしょうか。

捕捉状況

2007-08-16現在,第一段階,第二段階は完了,第三段階の21%のところにいるようです。

典拠

1:5,000 ベルリン地図,略称 K5 を典拠としているようです。ちなみに,K5 等の詳細はベルリンのサイトに記載されているようです。また,こちらのサイトさんにも詳しく記載がされています。

精度

精度は 3m とのことです。

時局性&更新周期

2002年から2006年とあります。更新周期は1年です。来年には2002年から2007年という時局性になるのでしょうか。更新周期が1年ということは,2002年版から2006年版まであるということでしょうか。データの時系列管理はどのように行っているのでしょうか。
建設ラッシュが続いているベルリン市ですから,更新周期を1年にすることには需要がありそうです。また,担当者の皆さんは需要を満たすべく努力されているのではないでしょうか。担当者の皆さんがこのブログを読まれることはないでしょうけれど。

データフォーマット

ブランデンブルク州と同じく,entladenes GIAP-FOrmat, EDBS, DXF, Shapefile, E00 形式で配布しているようです。

価格

1平方kmあたり 7.5 ユーロです。ベルリン州の総面積が891.82平方kmということですから,ベルリン州全体のデータを購入すると,1ユーロ160円換算で107万円程度となります。