Produktübersicht Basis-DLM を読む 7: ヘッセン州

このページを読む第7回は、7行目の HE, ヘッセン州です。フランクフルトを持つ州ですが、州都はヴィースバーデンです。その他、ダルムシュタットとカッセルもヘッセン州に属しています。
面積は、21114.88 平方kmでドイツ第7位とのことです。中央西部、多少南よりの州ですので、保守系が強い傾向があり、CDU が与党となっています。

メタデータ最終更新日付

08.10.2007 となっています。

捕捉状況

第二段階まで 100% ですが、第三段階は 0% です。第三段階が 0% の州は、他にノルトライン=ウェストファーレン州があるようです。

典拠

ディジタルオルソ画像(DOP)、地形図 1:5000(TK5)、地形図 1:25,000(TK25)、地形図作成機関(Topographisher Informationdienst)、測量(Feldmessungen)によるそうです。
君が地形図作成機関ではないのかい、とツッコミを入れたくなる記述がありますが、http://www.barnim.de/Topographischer-Informationsdi.856+M5e34df5a01a.0.html などを見ると、Topographischer Informationdienst というのは、Landkreis (郡) の機関につけられる名前のようです。DLM Basis データの作成をするのは州の地図作成機関ですから、郡の機関から情報を得るというのは自然な流れだと思います。

精度

3メートルまでとのことです。

時局性

第一段階が 1992 年から 1995 年、第二段階が 1996 年から 2001 年とあります。少しずつ時局性が伸びています。また、2002年からの第三段階が書かれていてもおかしくないのですが、書かれていません。ヘッセン州の地図作成機関では、何らかの問題が起こっているのかもしれません。

最高度時局性の地物を除く地物の更新周期

5年とのことです。

データフォーマット

EDBS, DXF と、MGM と書いてあります。
MGM という記述はヘッセン州にしかありません。MGM フォーマットついては、すこし調べてみましたが詳細はわかりません。あとでもう一度調べてみるかもしれません。

価格

平方キロメートルあたり、7.5 ユーロから 15 ユーロとのことです。それ以上の割引はないということだと思います。